2012年1月9日月曜日

「ライフサイクル」という本質



8日の朝日新聞に、
「世界の環境対策を支える地で、環境汚染が進む」
という記事。

南アの炭鉱で、白金を採掘する際の環境汚染が問題視されている模様。

要は、白金の採掘に伴って、大量のCO2が排出され、
また、周辺で水質汚染も引き起こしているというもの。
以前からよく目に、耳にする、レアメタルに関する問題。



例えば、一見、環境先進的なハイブリッド自動車、エコカー。
かっこいいし、イメージも良い。
しかし、モーターやバッテリー、燃料電池などにはレアメタルが不可欠であり、
その採掘には・・・


勿論、これらの製品への否定ではなく、端的な表現としてではありますが、、
製品ができてからの環境性能を見るだけでは、
もはや「エコ」の本質は言えません。


大事なのは、「ライフサイクル」。
製品が作られ、使われて廃棄されるまでの期間で評価すること。
「ライフサイクル・アセスメント(LCA)」といい、材料そのものが持つ環境データも評価に引き継がれます。


住宅を含め、建築の分野でもよく出てくる「ライフサイクル」という言葉。
住宅の場合、使用年数が2、30年以上と長く、
また、最近では、太陽光などによる「創エネ」ができるため、
ライフサイクル(生涯)を通して排出するCO2をゼロよりも更に減らす
「ライフサイクルカーボンマイナス(LCCM)住宅」
という概念(規格)ができてきました。


 コンクリートではなく、木造
 輸入材ではなく、国産材
 発電設備・高効率エネルギー設備に加え、光や風なども巧みに利用する

そんな古河林業の家は、本質的なエコを考えます。

そして、LCCM住宅として認定を受けた「スマートハウス」を
ご提供できるように準備が進んでいます!

エコ&エコノミー♪

未来にできること GREEN Style+
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磯谷

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